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本コラムでは、株式会社デフチューンの大原が、日々お客様とお話をさせていただく中で、共通して抱えている課題を整理し「情報発信」の重要性を説明している記事になります。特に中小企業において、自社を伝えるのと伝えていないのでは数年後の選択肢が大きく変わる可能性があります。是非ご覧ください。

▼この記事で分かること
・情報発信を強化したい企業様が最初に取り組むべき内容
・「情報発信」はドキュメンタリー動画から取り組めること


「いい事業をやっているのに、採用で人が集まらない…」「認知がされず応募がこない」「長いこと特定の取引先との仕事しかしておらず新規獲得ができていない」

多くの中小企業が近しい悩みを抱えています。一般的には採用活動にしても、あるいは新規獲得に向けた営業活動でもセオリーのようなやり方があるかと思います。

しかし同じやり方を繰り返していても意味がありません。はたまた、同業者の真似をしてもうまくいきません。

根本原因は「発信不足」です。そのため、企業が伝えたいメッセージは伝わっていないですし、そもそも伝えようともしていないケースがほとんどです。

資金のある大手企業は後回しでもいいかもしれません。毎年数百万〜数千万の予算が組めれば影響力のある芸能人を起用して広告も打てるし、コンテンツ作りに力を注げます。

しかし、中小企業はそうはいきません。ここからAIというビックウェーブに流されずうまく乗りこなしつつ、熾烈な競争に勝ち続けなければならないのです。

そのためには優秀な人材を確保する必要がありますし、事業を成長させて行くことはマストではないでしょうか。

ここで未来を勝ち抜くためには、技術・サービスを強化するのは当たり前ですが、それらの活動内容や想い・ビジョンを「発信していくこと」が非常に大切になります。


いざ発信しようと思っても多くの方は、「うちの何を発信したらいいの?」という第一の壁が早速待っています。これは意外とあるあるなのでご安心ください。

当たり前のように作っていたり見ているようなものは、それが誰かにとって魅力的な内容なのか判断が難しいです。

これまで何でもない日常だと思っていたことが、実は誰かにとって非常に魅力的で価値がある、というケースは往々にしてあります。

そのためには、社内にある宝を見つけて行かなければなりません。よく言われる、ヒト・モノ・カネ・情報、という切り口で出していっても良いかもしれません。


社内の魅力を出し尽くしたら、どんな人に届けたいのかターゲットを明確にしていかなければなりません。ここも発信をスタートしてから躓くところですが、闇雲に発信をしていても一時的な反応はあっても長続きはしないですし、ビジネス活用が難しいです。

ではどうするべきか、しっかりとペルソナを設定していきましょう。このプロセスが自社の発信する内容(提供価値)に意味を作ります。現代は生成AIもありますので、しっかり活用しながら、年齢、性別、趣味、人間関係、家族、などペルソナになりきって言語化していきましょう。

次に、このペルソナが理想としている未来とは何かを考えます。これもなりきることが大切です。この理想としている未来を阻んでいるものがこのペルソナが持つ課題です。

この課題を考えるのが最も重要なステップになります。ペルソナの理想としている未来を阻んでいるものですから逆に言えばそれを解決できる策を提示できればペルソナにとってそれほど嬉しいことはありません。

ここまでくれば、「誰のために」「どうなって欲しいから」「発信をする」という発信の軸ができてきます。これは中小企業であれば会社全体が知っておくと良いです。会社の魅力は各部署、一人一人にありますので中小企業だからこそ会社全体で取り組む姿勢ができたら最強です。

社名は伏せますが、当社のお客様でも継続的に適切なターゲットに対して「発信」をされている企業様はフィールドワークなしで集客・採用に成功されています。

伝えたい相手が何を求めているかを徹底的に考えて、自社が提供できることは何かを幹部中心に会議を重ねて出しきっています。

発信と一言で言ってもSNSやYoutubeだけではなく、自社の魅力・ノウハウ・他社事例などがたくさん詰まったオウンドメディアなどもございます。それらをうまく連携させてコンバージョンさせていくのは、華麗です。

一方でまだまだ軽く捉えている中小企業経営者さんもたくさんいらっしゃいます。

先日とあるコミュニティ(建築・物流・製造)の社長さんが

「僕らのような外から分かりにくい業界はインフルエンサーとイベントをして代わりに発信してもらい引っ張り上げてもらいましょう!その方が早いです!」

のような話を大勢の前で語っていました。

もちろん、そういう戦略もあるかと思います。しかし前半でもお伝えしたように、「誰になぜメッセージを届けるのか」が分かっていないとインフルエンサーとコラボしても上辺の発信になってしまいます。

そして、それくらいもう視聴者は気づきます。「発信」に向き合えるかどうかで、差が出ていることを感じます。

当社は、このコンセプト設計のプロセスで丁寧にヒアリングさせていただきます。当社独自のフレームワークを活用して、考えるべき項目とステップに沿って伴走支援させていただきます。

Webマーケティングに知見がないお客様ですと「ここまでやるの?」とご意見いただくこともあります。この初期設計が非常に大切というのは上記でご理解いただけたと思います。

「発信」において、絶対にやってはいけないNG行為があります。それは「自社でオリジナルをする」ということです。

エネルギーが必要な発信活動において、企画〜コンテンツ制作〜発信、というプロセスを経てやっと世の中に出すことができますが、根拠のない発信はガソリンの無駄遣いです。

そんな思いをなるべくさせないように、当社はきっちり伴走支援をさせていただきます。コンテンツ制作の前にここまでやることがありますので、お気軽にご相談ください。

「発信」するコンテンツを考える時に、貴社のリアルなチャレンジをドキュメンタリー形式で発信することは有効的な手段です。

世界的にも透明性高く・リアリティーな内容を求めています。上辺の情報や映えすぎたコンテンツはあまり見られないのです。

当社は、この企業ドキュメンタリー動画・密着動画を強みとしています。動画活用事例にもあるように社長・企業にフォーカスした動画作りでビジネスをブーストさせていきます。

ビジネス系ドキュメンタリー番組が長寿であるように、心動かされる人が多いということです。発信の内容を含めて作戦会議をさせていただき、貴社の発信力強化を支援させていただきます。

余談ですが、実際に見ていませんか?恋愛リアリティーショー、水曜日のダウンタウン、モニタリングなど。各種サブスクの動画プラットフォームでもリアルをベースとした企画がどんどん増えています。

個人的には「友達100人呼べるかな」というアマプラのコンテンツが面白かったです笑

発信ということの大切さをお分かりいただけたら幸いです。攻めの経営として、事業拡大や売上拡大も真剣に検討されていると思います。目の前の仕事をこなしていくことはもちろん大切ですし、品質の向上とともに効率化をしていくこと大切です。

しかし現代は、「情報発信」の差が必ず出てきます。
コンセプトの設計からお手伝いさせていただきますので、是非気軽にご相談ください。